【湯島朝活タイムズWEB版】 生活密着型コラム誌 毎月1000部好評発行中です。

大災害が起きたとき、 あなたの事業所だけで対処できますか?(その6)

湯島地区三町会
【新花会・三組弥生会・三組町会】の事業主の皆様へ

「中小企業災害対策の基本原則」
~できることから始めよう~(2)


前回では「まず生き残ることが最優先」ということについてでした。]



今回は、「強力なリーダーシップ」についてです。


【原則2:強力なリーダーシップ】
●仕切れる人=リーダーを決める
災害対策をすすめるうえで一番大切なことは、リーダーシップを取る人がいるかどうかです。リーダーシップを最も近い日本語にすると「仕切る」であり、つまり緊急時にその場を仕切れる人=それがリーダーです。

どんな人がリーダーに相応しいか?やはり普段から災害対策についての情報や知識を蓄え、かつ決断が早い人がと言えましょう。
また災害時においては、リーダーは不明確な状況の中、チームを引っ張って行かなければならない場面も数多くあります。

そのために先々を「予測」して見通しをつけられるかどうかが重要です。「仕切る能力」と「予測能力」、これが災害対応のリーダーに必要な資質です。

●対策の方針を明確にする
会社全体でどのような方針で災害に対処するのかを決めます。
各部署の業務内容を考えた上で、あくまで全体の基本方針として検討しましょう。例えば、次のようなものが一般的です。

*現場社員やお客様の安全確保
*会社の信用確保
*会社の財産の保全
*情報の確保

※東京商工会議所文京支部発行、「できるぞう! できるかも?災害対策中小企業のための災害対応の手引き」からの転載
※SYMに参加ご希望の事業所の方は、3町会の町会役員にご連絡下さい。


SYM三町会災害連合会事業所部座長夏目、事務局河西・大沢
株式会社夏目製作所文京区湯島2-18-6
TEL 03-3813-3251