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「身近な税金のはなし」

今日は、最近増税の論議がされている消費税の基本的な仕組みについてお話ししてみます。
消費税を負担するのは誰でしょうか?

それはその名の通り「消費者」です。では具体例で見てみましょう。

■事業者の例
「消費者」の対極にあるのが「事業者」です。ではある自転車屋さんを例にしてみます。
8,000円(税込8,400円)で仕入れた子供用自転車を10,000円(税込10,500円)で売ったとします。仮に1年間の取引がこれだけだったとすると、この自転車屋さんは500円-400円=100円の消費税を国に支払うことになります。

なお、細かい例外は脇に置いておいて、あくまで原則的なお話です。

■事業者は消費税を負担していない
左の例で、自転車屋さんは仕入れたときに400円の消費税を負担しているように思えますが、後で国に支払うときに引いていますので実際には負担していません。事業者は国に代わって、消費税を集める仕事をしているだけなのです。


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