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ヤル気を科学

みなさ~ん、こんにちは。湯島準倫理法人会の石川です。
今回も「社員のヤル気」についてお話をしたいと思います。

いよいよ具体的な話になるわけですが、その前に前提条件あります。“おいおい、いつまで待たせる気だよ!いい加減にしろよ”という声が聞こえてきそうですね。でもね、これってとっても大事なことなんですよ。

その大事なことって『挨拶』なんですよ。挨拶が出来る組織風土がとても大事なんです。ふざけんなよ、大事なことだって云うから黙って聞いてりゃ挨拶だと?そんなもん分かってるよ!いつもやってるよ!とおっしゃりたい事は分かっています。

でも、でもですよ、本当に分かって、実施していますか?おそらく、本当に分かって実施している人は1~2割位の人ではないでしょうか?

それでは『挨拶』ってどういう意味があるのでしょう?
それは、「私はあなたを一個人として認めます。だからあなたも心を開いて私の事を認めて下さい。そして今日一日仲良く、楽しく仕事を一緒にして下さい。」という事の確認をする儀式なのです。

皆さんの会社で、いくら説明をしても分かってくれない人がいる、ということはありませんか?もしいるとすれば、その人の心は閉じているのです。閉じているから相手の心まで云った事が届かないのです。その人の挨拶は普通に出来ていますか?この人を説明上Aさんとします。ここで普通の挨拶と云いますか、本当の挨拶を説明します。

私が考えている本当の挨拶。それを下記に記載します。
①まず自分から、②大きな声で、③相手の眼を見て、④笑顔で、行うのが挨拶です。

先ほどのAさんはこの挨拶と比較してどうですか?相手がすれば自分もする、顔も見ずにそっぽを向いたまま、ぼそぼそと小さな声でという挨拶ではありませんか?もしこの様なタイプであれば、「俺はお前なんか相手にしていないよ、お前と仲良く仕事なんかする気もないよ」という感じではないでしょうか?だからあなたがいくら大事なことを云っても、Aさんの心には届かないのです。

お分かりですか、挨拶とは職場の雰囲気を良くも悪くも出来る魔法のツールなのです。その威力は絶大なのです。会社の業績にもつながります。

挨拶が大事であるという心が大事なのです。
皆さん、もうお分かりですね。Aさんのような人が一人でもいれば全社一丸となって頑張るぞ、というときに乱れが生じ、ガタガタになってしまいます。従って、ヤル気のある活気に溢れた職場にするためには、元気な挨拶が飛び交う明るい職場にすることが前提条件になるのです


いしかわ社会保険労務士事務所
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