
これを歯周病の中でも特に根尖性(こんせんせい)歯周炎と呼びます。この病気が進行すると、細菌の出す毒素が顎の骨を溶かし、健康の歯でも抜かなければならなくなります。
ある時友人のI君からハガキを頂いた。落語をやるから良かったら皆様で来て下さいとの連絡でした。I君は趣味が落語でセミプロ級の腕前である。
落語は素晴らしかった、ところが左のほほが膨れていびつな顔になっていた。どうしたんだと聞いたら、「万年、左は腫れてるんだ。痛いのは年に1~2回で抗生物質を飲むと治ちゃうんだ。」 「まあとにかく一度診療所に来い」と。レントゲンを撮影したらブリッジの支台歯が両方とも真黒に写り根端病巣になっていた、私は早速抜歯をした。
それから一週間たって彼は言った、「肩のはりがなくなり、身体が軽く
なった。ありがとうございました」。
という訳で私は彼を本当のハナシ家にしたのであった。
遠藤歯科医院 院長 遠藤隆一
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