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どうする不祝儀袋

本には載らないアドバイス

不祝儀袋の表書き、マナーについては、意外と多い質問でしたので、取りまとめてお応えしましょう。
仏式でのお葬式の場合、「ご霊前」や、「お香典等」の表現を用います。宗旨によっては「ご仏前」としたほうがよい場合がありますので、ご注意ください。最近は買い求めた不祝儀袋に,適応する表書きなどの例も記載されている事がありますので、ご参考にするとよいでしょう。では、お葬式以外のときはどうしたらよいのでしょうか。通常の解説書やご案内には載っていない点について解説いたします。
一周忌など仏式のご法要であれば「お仏前」、又は「御仏前」でよろしいでしょう。また、お包みするお札についてですが、葬儀のときに新札を嫌うのが一般的ですが、法事法要では、そのような事はありません、ご連絡やお誘いを事前に頂いているわけですから、きちんと相応の準備をしてゆくことが、大切です。
その他、多いご質問で、頂戴した香典袋の処理があります。
ドライな言い方をしますと、香典袋そのものにはこれと言った意味合いも残りません、きちんと事務処理をして。後日のためのお香典拝受リストにした後は、香典袋そのものには後日、何か役目があるわけではありませんので、適宜に処分をされる事になります。ただし、戴いた方のお名前なども記載されている事から、そのまま燃えるゴミにするのではなく、手で細かくしたり、シュレッダーを用いた裁断処理をした上で、ご処分されることをおすすめいたします。

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